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名も無き場末のスナック

自分をゆるすことは他人をゆるすことより難しい

小夜子はずっと「ゆるし」というものについて考えてきた。
(気がする)

なぜかというと、それは私がお世話になった不倫カウンセラーさんの信念だったからだ。

もちろん、当時は反発もあった。
「なぜ、不倫をした夫を許さなければいけないのか?」

私だけでなく、不倫で傷ついた多くのご相談者は同じ言葉を発する。
それも痛いほどよく分かる。
ゆるす、ということの難しさも。

今でも私は、「完全に許しの境地にたどり着いた」なんて間違っても言えない。
夫を見ると腹が立つし、イライラしたり、心がざわざわしたり。

聖人への道は、まだまだ遠そうである。
(達成する前に人生が終わりそうだw まあ、いっか)

ただ、一つ言いたいことは、
ゆるしの目的は、決して「相手」のためではない。

「自分」が平穏に、豊かに、幸せに生きていくために目指すものなのだ、と。

で、私が今回身にしみて感じたことで、
書き留めておきたいと思ったのが、タイトル。

自分をゆるすことは他人をゆるすことより、難しい。

これはだいぶ前に信頼するヒーラーさんからもらった言葉。

正直言って、夫が不倫しましたと暴露するのは、案外たやすい。

そりゃー、まだ家族であり夫であるので、
あんまり性的な話を暴露して、
「ああ、小夜子さんの夫って変態なのね~」
って思われるのも、少々気がひけなくもない。。。

とはいえ、「私は夫に不倫されました」って書くのは、
「自分のこと」を書く葛藤に比べてしまえば、実に何てことないのよ。

書きたくないことって、なにか。

それは、自分で自分を許せないことだ。

ふっとよぎることだけでも、いくつかある。

何度も何度も、頭の中で反すうしてきたこと。
一つ一つは、また記事で深めて行きたいのですが、
私が自分を許せないことって、本当にいくつもある・・・

◆なぜ私は、こんな男と結婚してしまったのだろうかという後悔。

ここを深めていくと、どうしても当時のダサい自分、見栄っ張りな自分に気づかざるを得ないのだ・・・

なぜ結婚したかって?

→年齢的に焦っていたから、世間体も守りたかったから、夫の表面的な部分(言葉・職業・肩書き等)に魅力を感じたから
→すべて「外側」を基準に、自分の「体裁」を守るための選択だったんだ・・・
→自分の「幸せ」が何かも分かっていなかったから、結婚で幸せを感じないのも自業自得なんだよ

◆夫は変わらないと分かっていた

最初の不倫が発覚してからは、夫の根本は変わらないであろうことは、とっくに分かっていた。
分かっていたけれど、私は二人目の子供を産む決意をしたのだった。

→決意に関しては全然悔いはないのだけれど、それでも結局「離婚」が見えているのなら、
子供たちに対して私は自分のエゴを全力で発動しただけだったのではないか

◆元彼のこと

夫と前に付き合った彼A君は、夫と真逆の性格だった。
私の全てを受け入れ、心から愛してくれていた人だった。
(※記憶は多少、美化されている恐れありw)

けれど交際中、私は彼にたくさん、たくさん失礼な言動をした。
誠意ある彼をたくさん傷つけてしまった。
結局、自分がフラレたのだから自業自得なのだけど、
そんな自分だから今の結婚を招いたのだと思わざるを得ない。

・・・ああー、ダイジェストで書いてるだけでもつらい。
オエオエ(;´Д`)

夫の不倫暴露なんかよりも、何倍も何倍もつらいのだよね、
自分の愚かさや情けなさやかっこわるいところを直視するってのは・・・

そう、ずっと自分の中にはびこっている「罪悪感」
私は夫の「不倫」という現実以上に、この「罪悪感」にずっと苦しめられてきたのだ。
今ではそう思えている。

けれど、小夜子は今回、決めてしまった。

「自分をゆるす」

何年経ったから、
自分が十分苦しんだから、
○○さんに、あなたは悪くないと言われたから、

そんな条件は一つもない。

理由なんてないけど、もう、決めてしまったのだ。

「自分をゆるす」と。

多分「○○が達成されたら」と条件をつけたら、
またまた、外側に翻弄される人生を送るのだろう。
そして一生、自分を許さないままに人生を終えるだろう。
で、
そんな人生ならもう、いらないわ。

だから決めた。
誰の許可もなく、自分ひとりで。

決意の理由を強いてあげるならば、
今まで出会った人たちのおかげ。

特に、私という人間を信頼し、悩みや本音を打ち明けてくれた方たち。

私はその人たちに、自分のありったけをの思いを込めて言葉を伝えてきたつもり。
そして今回は、それと同じ言葉を、自分にもかけようと決めたのだ。

私だけじゃない、多かれ少なかれ罪悪感に苦しんでいる人はたくさんいる。

けれど私は言いたい。

悪気があって、悪意があって、誰かを傷つけたくてその行動をしたわけではなかった。
(悪意があったなら、法律なりその他の方法で、正当に罰を受けているはずである)

とにかく、過去の自分は今の自分よりもずっとずっと未熟だった。

未熟だから、正しいやり方を知らなかった。

未熟な自分として、その全力100%の生き方をしていただけだったんだ。
そしてその未熟さの結果を、私は引き受けた。
十分に、痛み苦しんだ。

だから、許す。
自分だけは自分を許すのだ。

そう、決めた。

自分に伝えた言葉だけれど、
同じ言葉を心から伝えたい人たちの顔も、浮かんできた。

「ありのままの自分」「受け入れる」「受容」

そんなキーワードがよく聞かれるようになった。

私にとってそれは、

「ゆるす」という言葉が一番しっくりくるのだ、と気づいた。

今の自分をゆるす、

思考を、感情を、感覚を、環境を、行動を、その全てを。

ゆるすと決めることが、自分にとっての新たな第一歩なのだと信じている。

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