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夫が浮気を繰り返すのですが、性(セックス)依存症でしょうか?【ご相談】

小夜子です!
本日はお悩み相談から、始めていきますよ~

【ご相談】
私の夫は浮気症で、発覚すると泣いて反省をするのですが、しばらくするとまた繰り返します。
性依存・セックス依存症ではないかと思うのですが、小夜子さんはどう思いますか?
また、セックス依存症であった場合はどんな治療が行われるのでしょうか。

S子・30代主婦

【小夜子の回答】

ご相談ありがとうございます!
同じ経験をしたものとして、全力でお答えいたします。

 

①性・セックス依存症とは何か

その名の通り、性的行為(性交渉・自慰・ポルノ等)に過度に関わることが習慣化している状態を表します。
詳しくは→性依存症『ウィキペディア(Wikipedia)』

その言葉が知られるようになったのは、タイガーウッズやクリントン大統領の不倫スキャンダルでしょうか。
(参考:産経ニュース)「セックス依存症」は精神疾患…進む理解 性犯罪“逃げ道”の恐れも

「性依存」という名前は出なくても、「性」が絡む事件は日本でも多発しています。
芸能人だとすぐにニュースになりますけど、ニュースにならないものも含めたらかなりの数でしょう。
なぜ山口達也や小出恵介は罪を犯したのか。アルコール依存と性(セックス)依存の関係

アメリカでは古く1970年代から研究が始まり、近年よりその理解も深まっているようですが
日本ではまだまだなじみのない症状かもしれません。

ちなみに、性依存かどうかの目安としては「チェックリスト」なるものがつくられています。
(外部リンク)20の質問

↑これは、「性依存」だと思う人たちが匿名で経験・思いを語り合う場(自助グループ)によるものです。

 

②依存症かどうかの判断は難しい

研究がどうのこうの、よりもご質問者様にとって大事なことはただ一つでしょう。

「うちの夫は依存症なのかどうか」

しかし、先に結論をいいます。

「依存症かどうかの判断は非常に難しい」

先に挙げた「20の質問」も、「いくつ」当てはまれば依存症、と明記されてはいません。

なぜ依存症の判断が難しいか
そこには3つの理由があります。

1.そもそも日本では、性依存への認識が(欧米と比べて)かなり遅れていること

2.性欲も食欲のように人間に備わった本能なので、異常と正常の線引きが非常にあいまいであること

3.仮に素晴らしい専門家に出会ったとしても「問題の当事者である本人」が受診する可能性は低いこと
(数ある依存行為の中でも、「性」は最もタブー感や恥の意識が強い。よっぽどの問題が起こらない限り、本人が認めようとしないでしょう。)

ちなみにこの3つは、小夜子の経験に基づくものです。

小夜子は夫の不倫が発覚し、「この人は依存症に違いない!」と相談をしたことがありました。

相談した先は、臨床心理士がいる「精神科」。つまりお医者さんです。

と言ってもさすがに「夫がセックス依存症かもしれないんで」と言う勇気はなかったので、
自分が精神的ショックで過呼吸になり、精神科を受診した際に「原因は夫が・・・」と打ち明けました。

2つの病院+1つの医療専門電話相談で同じことを話しましたが、答えはすべて同じようなものでした。

「はあ・・・、まあ、でもあなたの過呼吸は今は収まったことですし、顔色(声色)も悪くないですから。
男性はどうしても浮気症なところがありますからねえ・・・(しょうがないよね)
(あなたの)身体の具合が悪くなったらまた受診してください」

つまり、「夫は依存症ですか?」という私の質問は完全にスルーされました。
気恥ずかしさと後味の悪さだけが残り、受診を後悔したのをよく覚えています。

ちなみに夫にも別の精神科にカウンセリングを受けてもらったのですが、夫曰く

「心理士の先生に、『どうせ浮気するなら絶対にばれないよううまくやりなさい!』とアドバイスされた」とのこと。

うまくやれよ、って・・・今となっては笑っちゃうアドバイス。
ほんとそのとおりだよね~!と今は思いますが、当時は

「心理士のくせに、飲み屋のおやじみたいなアドバイスしかできねーのか!!!」とかなりムカついてましたね。。
(まじめだったなw)

「精神科」と名がつけば、お医者さんが直してくれるはず・・・!と盲目的になってた私が無知だったのです。。

ちなみにこの時の経験から、私は「保険診療」が適用されるような精神科にお世話になることはなくなりました。
(薬が必要なレベルの鬱や症状が出たら、その時は迷わず行きますけれど。
話を聞いてほしい、共感してほしい、という時は民間のカウンセラーで「相性が合う人」の方が絶対に良い!!!

もっとも、依存症が知りたいならよく調べて専門家を訪ねるべきでした。
私は行ったことがありませんが、ネット検索で出てきた「依存症専門」の病院がすごく興味深いです↓

大石クリニック(横浜)

そういうわけで私は結局のところ、夫がセックス依存症かどうかはわからないまま現在に至ります。

不倫問題でお世話になったカウンセラーさんからは
「ご主人は依存症だと思います」と言われたけれど、

(ご自身の経験をもとに)「夫(パートナー)の性風俗通い」に悩む女性を支援しているカウンセラーさんからは、
「セックス依存症なんてありえません。9割以上の男性が自分の行動を正当化するために
「セックス依存症」と偽っているケースばかりです!!」と断言されたこともあります。

そんなこんなの経験を踏まえて、小夜子の信念は固まりました。

それは、

「大切なことは、依存症かどうかの「診断」ではないのだ」

という思いです。

 

③「依存症」という診断が大事なのではない

繰り返しますが、「依存症」と名前を付けることが大事なのではないと今は思っています。

だって、結局のところ分からないんだもん。
芸能人が警察沙汰の問題を起こして立派な病院に行ったって「セックス依存症」の診断まではされないみたいですから。

でも結論から言うと、小夜子は

「性依存という世界を知って、それを学んで本当に本当によかったなあ」

と思っているのです。

誰のためでもなく、自分自身のために。

大事なのは診断名ではなく
「悩む自分」がいるならば、その問題から目を背けないこと。

興味持っちゃったなら、納得いくまでその世界にどっぷりつかってみてしまう。
面白くも楽しくもないし、キラキラどころか真っ暗闇のような世界。
でも、
そんな時間が人生のどこかにあってもいいんじゃないかと小夜子は思ってる。

私は「自立」した生き方が大切だよ、と声を大にしてお伝えしたいのですが、
根底にあるのはこの時の痛い、辛い日々なのです。

夫に依存する自分、結婚にすがる自分、
もっというと、親や、会社や、世間や。
いつも何かを「必要」としている生き方しか知らなかった頃は、毎日が本当に大変でした。

いや、当時はそれが当たり前で、大変という認識もなかったのですがw

平和で楽になった今、当時の自分を思い出すと
「頑張っていたなあ・・・(違う方向に・・・!)」と、なんだかかわいそうになってしまう。

「依存」とは、「自立」の反対側にあるものです。

皮肉にも、夫を責め立てようと思って首を突っ込んだ「性依存」の世界は、
他でもない「私自身」の世界を深めてくれるのに、大いに役立ちました。

なので、もしもご質問者様のように「興味があるのならば」
性依存症について学んだり、理解を深めてみようとすることは、決して時間のムダではないです。

小夜子はそう信じているし、
また、まさに「性」の問題で心を痛めている人がいたら

必ず大丈夫になる日が来るから、どうかあきらめないでください。

心からそうお伝えしたいです。

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